後期高齢者が世帯分離をすることで、医療費や住民税をおさえられることがあります。
メリット
医療費の自己負担をおさえられる
介護費用をおさえられる
非課税世帯として税金などの負担を軽減できる
デメリット
介護費用や高額療養費の合算ができなくなる
親を扶養に入れられない、家族手当をもらえない
役所の手続きなどが不便になる
世帯分離をする際の注意点
世帯分離をすると、介護サービス利用時の自己負担額が減る可能性がある一方で、逆に高くなる場合もあります。
また、国民健康保険の保険料を負担する際、世帯分離で世帯が別々になると、割高になる場合があります。
さらに、生活保護の受給を目的に世帯分離の申請をする場合は、申請が通らないケースがあります。
夫婦の場合は特に世帯分離が困難です。
世帯分離をするかどうかは、個々の状況によってメリットとデメリットを慎重に検討する必要があります。
まとめ
親を社会保険の扶養に入れるかどうか、世帯分離をするかどうかは、個々の状況によってメリットとデメリットを慎重に検討する必要があります。